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第2回 料理教室 レシピ大公開

第2回 料理教室のレシピ大公開です。 今回はこんなことをしましたよ。 やはり夏を意識して酸味がテーマになりました。 皆さん 第一回 同様に喜んでいただけたと思います。 



【冷たいトマトの スープ “ガスパチョ”】
Gaspacho a la tomato
【材料4人分】
夏野菜(パプリカ赤黄・ピーマン・セロリ・タマネギ・きゅうり)各1/2
ニンニク                     1粒    
完熟トマト                    2個
トマトジュース                  500㏄
【調味料】
塩 コショウ(白黒どちらでも結構です)
オリーブオイル(出切ればエキストラ ヴァージン)
ワインヴィネガー(香り・種類はなんでも結構です。今回はシェリーを使います。)
タバスコ ローリエ フレッシュタイム パセリ  
(これらはお好みですが、あればより美味しく仕上がります)
[2日前の下準備]
(夏野菜をトマトジュースでマリネします。)
野菜・トマトを一口大に切ります。ニンニクは粒のままで結構です。 大き目のボールに野菜を入れて、塩コショウを通常よりも強めにします。そこに ワインヴィネガー タバスコ(少々) タイム ローリエ パセリ トマトジュースを加えます。 蓋をして 冷蔵庫で保存しておきます。
[作り方]
① 前もってマリネしておいた 野菜をジュースごと 全て ミキサーで回します。(この際に タイム ローリエは抜き取ります。)
② お皿にスープを入れて オリーヴオイルをお好みで 少しだけかけてお楽しみください。  
【ポイント】
・夏野菜は生で食べられるお好きな食材を刻んでください。
・バジルがあれば 少しちぎって 出来上がったところに加えるとアクセントになっていいと思います。
・この“ガスパチョ”は  飲む というよりは 食べる といった感じです。 お店ではミキサーで回す際に余ったバゲットなどを入れてスープに濃度を付けています。より一層 食べる感覚を出したいのです。
・スープとしての“ガスパチョ”以外に 冷製スパゲティーと合えて“カッペリーニ風”ですとか、 フライパンで焼いたお魚のソースに温めて使う など この夏は使い勝手のいい トマトソースとしてもいかがでしょう。







【若鶏もも肉の赤ワインヴィネガー煮込み】
Poulet au vinaigre de vin rouge
【材料4人分】
若鶏もも肉      (1本 200~250g位) 4本
塩 コショウ サラダ油            ・・・
野菜(人参 タマネギ セロリ )      各1個
ニンニク                   5粒
赤ワインヴィネガー 白ワイン         各100㏄
トマトペースト                大さじ2杯
*香草(あればで結構です)          少量
*鍋の大きさ 鶏が5本入る程度の深い鍋がベストです。
小さいよりは大きいものをおススメします。
【前日の下準備】
鶏肉に強めの塩コショウをします。イメージではいつもの2倍してください。
【作り方】
① 野菜を 親指 と 人差し指 でマルを作った位の大きさに切ります。
② 鍋に油とニンニクを入れて極弱火で10分ほど油に美味しいニンニクの香りを移します。
③ 野菜を鍋に加えます。今度は弱火にして10分程度 時々 かき混ぜながら炒めます。もし、ここで焦げるようならば 少し 油を足してください。
④ ③にトマトペーストを入れ 1分程度 軽く炒めます。 そこに 赤ワインヴィネガーと白ワインを加えます。 ちゃんと強火で沸騰させます。 ひたひたになる位 お水を入れます。
⑤ 鶏肉をフライパンで色付けます。 強火のフライパンに鶏を置き、前面がきれいなきつね色になるように転がします。
⑥ ④に⑤を加え 1時間半ほど弱火で火を入れます。
(ポイント)
   ・バターライスを炊いて添えても美味しいと思います。
   ・トマトペーストは冷凍しておくと保存も効きますし、使い勝手も良いですよ。
・前日に、鶏にしっかりと味を浸み込ませておくことが、とても大切です。
・鶏を煮込んでしっかりと柔かくなったら、火を止めて 蓋をして そのまま常温になるまで放置します。 “味”というものは 煮ている間に鶏に入っていくのではなく、少し温度が下がってきてから常温になるまでに、味が鶏についていきます。 ですから、レストランでは作ったその日には、出さずに次の日からお客様に提供するようにしています。もちろん 皆さんは作ったその日にお召し上がりください。十分に美味しくいただけると思います。






【クッキーとレーチーズのタルト】
Tarte au fromage
[材料4人前]
市販のクッキー(お好みのものをどうぞ)   6枚程度
 *なるべくシンプルなものがチーズの味を生かしてくれると思います

白ワイン(なければお水で結構です)     大さじ1杯
板ゼラチン                 4g

レモンの皮をすりおろしたもの   1/2個分
レモン汁             10g
A グラニュー糖           40g
ヨーグルト            120g
クリームチーズ          100g  

生クリ―ム45%              100cc

(作り方)
① 板ゼラチンを氷水で10分程度 ふやかします。保存は冷蔵庫でお願いします。
② パウンド型に少しの霧を吹いて 乾く前にラップを内張りします。
③ クリームを八の字が書ける程度まで、泡だて器で泡立てます。
④ 冷蔵庫に入っているゼラチンを取り出し、小さな鍋に白ワインを入れ火をつけます。ワインが温まったら ゼラチンを入れて火を止め、しっかりと溶かします。
⑤ Aをミキサーに入れ ④を加えます。よくミキサーを回して下さい。
⑥ ⑤ と ③をゴムベラでさっくりと混ぜ合わせます。
⑦ パウンド型に⑥を流し込みます。流せたら、型ごと少し持ち上げて 下にトントンと落とします。余分な空気が抜けて、切った時の空気の穴ができるのを防げます。
⑧ レアーチーズの上にクッキーを並べます。
⑨ 4時間程 冷蔵庫で寝かせるとちょうど良い硬さで美味しく冷たいものがいただけます。型をひっくり返して ラップを押さえながらはずして下さい。
(ポイント)
・実は ゼラチンは一晩ゆっくりと冷蔵庫で寝かさないとちゃんと固まりません。ですが、やはりすぐに食べたいですよね。 だから レシピの分量を少しだけ 多めに書いてあります。 
・これにお子様のお好きなフルーツの缶詰めなどを使えばオリジナルを簡単に楽しめます。
by lhabitude | 2010-07-20 17:07 | 料理教室