ビストロ料理 紹介④ 仔羊のナヴァラン・ヴァニラのアイスクリーム・鴨と豚肉のリエット
今週末には梅雨も明け蝉も泣いて、本格的な夏の到来ですね。
暑い夏を美味しいごはんを食べて、乗り切りましょうね。
さて、ビストロ料理 紹介 4回目になります。
今日は
「羊のナヴァラン煮込み」
羊の独特な香りと旨さをたっぷりと含んだトマトソースがたまりません。
付け合わせにかぶが添えられてくる事が多いお料理です。
ナヴァラン プランタニエ(「春」という意味)なんて呼ばれるくらい 春野菜ともよく合います。
このお料理の由来なんですが、
1827年にギリシャのナヴァランにおいて 仏 英 露の連合艦隊がトルコエジプト艦隊に勝利したことを結び付ける説と、本来navet ナヴェ(蕪)からなまったものという説があるんですよ。
参考資料 (完全理解 フランスの地方料理 中村勝宏 柴田書店)
「リエット」
まるで、コンビーフのような食感のお肉のペースト。
レバームースのキメ細かさ や お肉のパテのようなお肉食べている感ではない、ねっとりとした食感の定番前菜です。
ラビチュードのリエットは「鴨」と「豚」を使います。
お肉と香味野菜・香辛料をゆっくりと優しく、くたくたになるまで火を入れます。
十分に食材の美味しさを出し切ったら、ほぐして冷やします。
食材で何を使うかにもよりますが、このほぐし混ぜる時の 具合 でシェフのオリジナリティーを表現します。ラビチュードのは美味し~いですよ。
あるフランス人ご夫婦はこのリエットを食べにわざわざ 横浜からいらっしゃいます。
さぁ~ あなたのお好みのリエットはどの店のリエットですか?
「アイスクリーム」
僕はフランスという国は異常に冷凍食品が優れている国だと感じています。
そんな中、「アイスクリーム」は何種類の味があるのだろうと思うほど沢山あります。
そして そのほとんどが美味しい!
ラビチュードではアイスクリーマーで毎日アイスクリームを自分たちで作っています。
お客様にはなんとなくアイスクリームは買うものであって作るもの???という感覚があるようで、自家製ですと伝えると驚かれることがよくあります。
年間で5~6種類のアイスクリームを提供しますが、特に「ヴァニラのアイスクリーム」を感じてほしいです。
タヒチ産の超高級ヴァニラビーンズを使用。贅沢にはちみつと生クリームで合わせます。
メニューに載っていたら是非お食べくださいね。
今日はここまでです。また気が向いたらご紹介させてください。
ラビチュード鈴木でした。
★ラビチュードでは来年の3月から一緒に働いてくれるスタッフを募集しています。
アットホームな雰囲気でみんなでまじめにお料理を作ってます。
有給で 「体験・研修生システム」がありますので、気軽に鈴木までお電話くださいね。